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2024/05/01 11:43 |
"家族"が~設定で逆行二周目 6 
親善大使出発まで。









さて、タルタロス襲撃――の前に、ダアトでのひと悶着。
だって主席総長がファブレ公爵家子息を擬似超震動でぶっとばしちゃったんですよ、そりゃいくらキムラスカが最低で預言馬鹿でも抗議のひとつやふたついくってなもんです。生贄居なくなっちゃったからね!(…)
それを聞いたアスとルシは「あぁ、ローレライか…」と遠い目です。あのやろーついに我慢の限界がきたか、と(笑)
まあ仕方ないっちゃー仕方ないんですけどね。だって日々ローレライ通信で公爵家がどんだけ『ルーク』の事道具扱いっつか酷い扱いしてるかーとか全部聞いてますから。あと、ナタリア姫癒しだよナタリア姫。とか(…)
まあ、流石に完全に事故だーってのはわかってるんで、多分和平の使者がバチカルに到着する頃には復帰すんだろーなー。と予測。

つか、擬似震動でぶっとんだ『ルーク』の存在はどーすんの?とローレライ通信でツッコミ入れると、暫く精神的療養してからレヴァードの子らのトコ保護求めて転がり込むからー。とかどうとか。
合流地点については後ほど。

まあそれは置いといて。
そんな微妙な状態で六神将に導師イオン奪還命令が下りました。
えー、置手紙あるじゃんー。って言っても「導師イオンは脅されて無理矢理書かされたのだっ」ですよ。そこまでして戦争させたいんかこの糸目樽。と内心毒づくルキとアスとシンクとアリエッタ。あとラルゴはまだヴァン側だけど微妙にルキとかアリエッタとかシンクに絆されかけてます。なので彼も微妙な心境。
やる気満々なのはリグレットだけですよ。かわいそうに。
ちなみにアニスからモースに送られた情報は「タルタロスに乗って移動してまーす。でも移動ルートはしょせん護衛風情のあたしには教えてもらえませんでしたぁ。ごめんなさーい☆」みたいな内容です。思いっきりおちょくってます(笑)
タルタロスみたいなでかいもん、アリエッタのお友達が空から探せば一発なのでまあいっかーと思ってます。


舞台をタルタロスへ戻します。

護衛の依頼を承諾した三人組。今は公の場じゃないから態度崩してもいいですよーって言われた瞬間からそわそわうずうず。
それに気付いたガイ、ジェイドに「気分転換にタルタロスを案内してやってもいいか」と聞きます。
イオンも「僕も少し散歩したいです」みたく援護。
三人組は、え、そんな、悪いって!みたいな雰囲気なんですが、言葉とは裏腹に目がキラキラしてます。ルークでさえ冷静に見えて期待の眼差しです。

そう、ガランのみならずルークとエルも音機関が好きなんです。
(ガラン、ひいてはガイの影響なのは言うまでも無く。偏執狂度はガラン>>>エル>>ルークな感じ。)

というわけで皆でぞろぞろとタルタロス見学会(笑)
すっげーすっげー!と輝く笑顔で今にも駆け出しそうなガランとエル。一歩引いて俺は違う、俺は違うんだっ!という素振りを見せながらもオーラは「すっげーすっげー」なルーク。
ほほえましげに見守るガイとイオン。ティアはエルの笑顔に撃沈されかかってます。アニスはうわー格好いいって思ってたけど子供っぽーい。って感じでしょうか。ジェイドはガランとエル(たまにルークとイオン)から質問責めにあって律儀に答えてます。だって後ろの副官が「答えてやってくれよ、な?」と黒オーラなんですよ。怖ぇ
流石に機密までは話しませんし、聞きませんけどね。

そんなこんなで見学会の途中で休憩って事で甲板へ―――出た所で謎の光がびっかーです。
えぇぇぇぇぇぇ何事これー!!??と混乱しつつ全員でイオン守護布陣(前面にガランとルシ、少し後ろにルークとティア、イオンの直ぐ傍にアニスとジェイドとガイ)です。
ガイは何となく気付きました。同位体じゃないですけど一応"彼"の庇護下にありますから。
"彼"――そう、ローレライです。
ファブレ邸で髭と擬似超震動を起こしたと見せかけて音譜帯にばっくれたロレルクが擬似超震動の収束と見せかけて転がり込んできました。
(え、日にち空いてる?やだなー、そんな、時間越えるなんてよくある事だよきっと☆(…))
光が収まった後には朱色の髪の人が倒れてましたっておおおおいキムラスカ王族何やってんのおおおお!!!というツッコミがレヴァード関係者以外の心の中で叫ばれたようです。
ガイはそもそもロレルク(向こうの世界のローレライ)の庇護受けてますし、ガランに到っては入れ替わり現場に居ました。
ルークとエルも『バチカルに"ルーク"のフリした規格外な奴がいるんだー』的な事を"家族"から聞かされてますので「あ、それか」と納得。
"家族"と暮らす中では超常現象のひとつやふたつくらいで驚いてちゃキリが無いんですよ(…)

とりあえず気絶してるっぽい(関係者は生温い視線向けてますが)ロレルクを保護して(ルークとエルにそっくり!?みたいな会話もありましたが、保護が優先なので後回しに)艦内へ戻る――直前、ガランが空にグリフィンを見つけました。
ぐーるぐーると円を書くように空を舞って、離れていきました。タルタロスみっけたーって事ですね。
あーこれは敵襲あるんじゃね?とジェイドに報告して警戒を強めます。ロレルクとイオンを貴賓室へ案内して厳重な警備で大丈夫っ。
ていうか襲撃は予想の範囲内なので準備は万端ですよ。


そして襲撃――と思いきやアスとシンクとアリエッタとラルゴとリグレットが乗り込んできただけでした(ルキはダアトでお留守番)
とりあえず「えーと事情は一応わかっちゃいるけど(置手紙)どっかの誰かがすっげーうるさいんで、そこんとこきっちり直接説明ぷりーず」みたいな感じで穏便に。
元々襲撃予定でしたけどアスが「皆殺し?ざっけんな、んな事したらマルクトとダアトが戦争になるだろうが」とかツッコミ入れてこんな状態になりました。リグレットだけ文句言うけど多数決です。
イオンからきっちりと「自分から望んだ事であって決してマルクトに悪意は無い」という事を伝えられ、そのまま去っていきました。
その影でこっそりアスとガイが目線で会話(ぶっちゃけもう100年以上の付き合いだから便利回線並の意思疎通)してたり、数年ぶりに見る兄の姿に三人組の目が輝いてたり、その姿にシンクが呆れてたりしてました。

そんな感じで穏便にタルタロス襲撃(未遂)終了。


順調にカイツールへ向う道中でロレルクが目を覚ましました。
公爵家子息モードで淡々と無表情で事情を説明(「髭と稽古してたらなんか光ってぶっ飛ばされた(意訳)」)するロレルクに、必ずバチカルへ送り届けます、とジェイドが名代っぽく活躍(?)
後できちんと報告書作成して鳩急便でグランコクマ行きです。カイツールにも公爵家子息を保護した云々の連絡を飛ばしておきます。
きちんと旅券は持ってますからロレルクに協力を求める事はしません。
ですがインゴベルト王には無理かもしれないが、ナタリア王女を介して働きかける事は可能だ、とロレルクから協力するとの言葉。
ナタリア王女は和平派として有名ですからね、願っても無いです。この世界のキムラスカは(略)なのでちょっぴり心配に思ってた皆さん、希望が見えてひと安心です。

で、一通り公の会話が終了してここから私的な会話――になったところでいきなりロレルクが豹変しました

やー、我がぶっ飛んだ後のファブレ邸の様子を上から見てたけどあれはうけたわー。白光騎士や使用人たちの目の前でやらかしたからそれはもう見事なまでに詰め寄られててなー。ナタリア姫も「ルークを返してくださいましっ」とか言ってくれちゃってすっげかわいかったんだからー。

「なんだこれ」と誰もがそう思いました。今までの淡々無表情な公爵家子息は一体何処へ。
延々しゃべり続けるロレルクをガイが黒笑顔で黙らせて。ぶっちゃけトーク開始です。

とはいえ、ジェイドは既に協力者ですし、イオンとアニスもルキやアスを通して少しだけ知ってました(ティアは付き合い短いから殆ど知らない)
レヴァード関係者に到ってはそれの中心っつーか黒幕っつーか(…)
ロレルクが置かれていた状態とかその辺の話聞いて皆して憤慨する中、エルは本当なら自分がそうなるはずだったのかな、とひっそり思ってしょんぼりしてルークとガランに突っつかれて慰められてればいい。で、ガイはそれをいい笑顔で見守る…と(笑)

『聖なる焔の光』の実態(ロレルクとルークとエルの関係)はまだ秘密です。
ロレルクの事はただの「演技して周囲だまくらかしてるレプリカ」だということにしてあります。流石にローレライだとは言えない。

そんな感じで人目の付く場所だとさっきみたいな無愛想になっちゃうけど、そう育てられたって設定になってるから許してねー。とかあっけらかんといわれたりして微妙な気分になる皆(笑)

あ、ロレルクはネタ文書く上での略称なんで物語の中じゃふつーに「ルーク」って呼ばれてます。でもってルークは「ルー」です。大して変わらないけど、ルーク、っつーかルーシェリクの事をルークって呼んでるのは"家族"だけなんでまあおっけーなんです(傭兵仲間は皆「ルー」呼び)

カイツールはきちんと連絡も行き届いていてばっちりおっけーな状態でキムラスカ入り。タルタロスは護衛に必要な兵士を引き抜いて帰還させます。
実際は帰還じゃなくてアクゼリュス行きなんですけどね。その辺はまた後で。


で、特にさしたる影響も無く(ヴァンは未だにバチカルで捕まってるし、同調フォンスロット?なにそれおいしいの??なのでコーラル城も無し。ディストもシンクもアリエッタもこっち側だから襲撃無し)無事にバチカルまで到着。
カイツールでロレルクがバチカル(つーかナタリア)に向けて報告書を送っていたのですんなりと謁見です。
実は親書にアクゼリュス関連の云々が書いてある事はアニスを通してわざとモース、ひいてはインゴベルト王に知らせてあります。逆スパイの有効利用。
なので態々生贄をアクゼリュスへ送る機会を与えてくれるこの申し出を断る理由が無いんですよねー。"家族"の掌でこーろころ転がってるとは知らずに…(笑顔)

そういえば書いていませんでしたが、この世界にシュザンヌ様は存在していません。
ルークを産んでからずっと体を壊していて、国の為に子供を差し出さなければならなくなり悪化。そして誘拐でトドメさされました(一応ロレルクとは顔を合わせたんですけど、間に合わなかったというか)
"家族"介入前もそんな感じ。だからこそレプリカルークにトコトン優しくないキムラスカだったんですけどねっ!

そんなわけなので、ファブレ公爵家にはお邪魔しません(理由が無い)で、ロレルクは公爵家に戻っていきます。

その代わりというか、ナタリアが王宮で一行と会話する機会を持ちます。
ルーク達三人はナタリアと顔見知りですし、お互い事情を知る協力者です(実はルークとこっそり文通してたりするんだってさ!あれ、ルクナタ(アシュナタ)?)
ですがおおっぴらでも隠れてでも長い間会話する事は出来ないので、ほんの少しだけ会話(名代であるジェイドが受け答え)して、別れ間際ルークとすれ違う際にナタリアがルークの手の中に手紙を押し付ける形で終了。

手紙の内容は

「なるべく宣戦布告を遅らせるように努力はしますけれど、あまり期待しないでくださいましね?
 最悪の事態になった場合は例の作戦を決行致しますわ」

とか簡潔だったり。
例の作戦、はまた後程(こればっかりだな)

そんなこんなで親善大使のアクゼリュス行きが決定しましたよ、いえーい(棒読み←・・・)
キムラスカ側からは兵士が数名護衛として付いてきます。この兵士、ナタリアの完全な味方です。七年間でナタリアはちゃくちゃくと信頼出来る味方を増やしているのですが、それにインゴベルト王やモースが気付く気配はありません。その内足元すくわれちゃいますよ(笑顔)
まあ、奴らにしてみればナタリアの周辺から兵士が居なくなってもどうでもいいっていうか都合がいいので何も言わないんですけどね。

あ、忘れかけてましたが(酷)ヴァンが釈放です。モースが喚きました。
こっちにしてみればヴァンを泳がせといてここ一番で突き落とす気満々なので願っても無いって感じでしょうか。

で、六神将の妨害もほぼ無しなのですがなんとなーくどうせだから急ぎつつも心にゆとりを持とう!という事で陸路を行く事に。髭は海路でどうぞ。
本音は途中でケセドニアに寄って色々根回ししときたいだけなんですけどね!

この時点でイオン様誘拐されてません。親善大使一行を見送りつつダアトへアニスとティアと一緒に帰還です。
つーかルキがバチカル港まで迎えにきてました。船の中で色々話して盛り上がればいい。



というわけで次からはアクゼリュスへ向いつつ暗躍編です。
変に余計な事を書く癖があるもんでだらだらーっとなってしまいます。うわーん。

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2008/06/21 00:53 | Comments(0) | ネタ

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