星降

『ND2020　ローレライデーカン　48日　レムの日』
その日"帰還"した"彼"はどちらでもない全く別の存在だった。

"彼"が言うにはルークもアッシュも音譜帯で一緒にいられて幸せだから心配するな、との事。
「おれ、その伝言頼まれてきたんだけどこれからどうしていいかわかんねぇ」とか言う"彼"をジェイドとガイがグランコクマへ連れて帰ります。
その時とかその後も色々ありましたがさっくりスルーして（飛ばすなというお声が聞こえてくる）三人は"家族"になります。
ルークでもアッシュでも無い彼に名前はなかったのでジェイドとガイが「ルシエル」と名前をつけ、ガイの養子…だと（外見）年齢的に微妙なので義弟という事で戸籍ゲット。

陛下とも会って理解を得、ジェイド考案の譜術で目立つ髪の色を変えてグランコクマで生活します。

ルークとアッシュの記憶がある、というより彼らが経験したことを"知識"としてもっているだけなのでたまに混乱したり不安定になったりする。
そんなルシエルをジェイドとガイが支えて愛しんでくれるのでルシエルは２人が大好き。

そんな感じのほのぼの家族劇場を予定。


以下軽く人物設定


【ルシエル】　愛称：ルシ
古代イスパニア語で「聖なる焔の欠片」を意味する。この話の中心人物。
ジェイドが考えた髪の色を変える譜術で金茶に染めているが、元は赤い髪。
外見20歳、精神0歳。
"記憶の知識"のおかげで常識はあるものの、感情表現や語弊はかなり幼い。
フルネームはルシエル・K・ガルディオス（K＝カーティス。ジェイドがねじ込んだ）
最初の頃はナチュラルにジェイドを父上、ガイを母上と呼んでいたが、数ヶ月が経過した頃には名前呼びが目立つようになっている。
しかしうっかりすると父上母上である。


【ジェイド】
親馬鹿一号。
騒乱時と変わりないように見えて実のところ世界の中心はガイとルシエルである。
ちなみにガイとは騒乱時からの付き合いで半ば熟年夫婦と化している。
ルシエルに父上と呼ばれる度に幸せをかみ締めている今日この頃。
やれやれ困った子ですねぇ、と一歩離れているのが常だが、何かスイッチが入るとキングオブ親馬鹿に。


【ガイ】
親馬鹿二号。
仕事にブウサギの世話に子育てにその他色々にと多忙な日々を送る若き伯爵。
ルシエルへの愛は溢れんばかり。ただ、貴族としてきちんと躾はしてたりする。
ジェイドとは熟年夫婦の如し。傍から見れば友人。でも家族三人で居るときとかは割りとオープンにラブラブ。
そして陛下に無意識に惚気て遠い目をされるのが日常。
ルシエルが自分の事を母上と呼ぶ度に微妙な気分になると同時に嬉しくて複雑。


【ピオニー】
偉大なるブウサギ愛好陛下。
最近入った新入りのブウサギにルシエルと名前をつけてインディグネイションと鳳凰天翔駆をくらいかけた。
やたらとルシエルに構いたがる。というかルシエルが来てから元から元気なのにさらに水を得た魚の如く元気になった人。
実はとんでもない隠し事があったりするけどこのシリーズではあんまり関係無い。と、思う。


【ルーク＆アッシュ】
オールドランドに戻ったら二人で居られないから、と音譜帯に残って幸せにしている。
送り出した弟の事を心配してこっそり見に来たり夢で会ったりしている立派な兄馬鹿s。
ちなみに音譜帯での彼らはローレライとルシエル曰く『いちゃいちゃ』している。
実際にはややスキンシップと愛が過多な兄弟状態。兄弟以上恋人未満…？
喧嘩は愛の裏返しです。
音譜帯でやってる事はローレライの補佐。
やーだールシ君のトコに遊びにいーきーたーいー！とかほざくローレライを足蹴にするのが日常らしい。


【ローレライ】
天下の第七音素集合体。そして親馬鹿三号。
優先順位はルーク＝ルシエル≧アッシュ。
日々補佐の二人に虐げられているがそれすら幸せだと思う超親馬鹿。
視覚的な外見は金髪紅瞳の美青年である。が、そんな事はまったく関係ない。