ルシエルの如く中途半端に知ってる双真はイベントごとに行きたくないなぁ、どうしようかなぁ、と二の足を踏む始末。
食材屋が見えた瞬間心臓はねるってどういうことだ…。
あ、このプレイ日記もどきはあえて厳しめ要素少なめでいきます。
その分あとがきで色々爆発してたりしてなかったりする予定です。
あくまでも「もどき」なので明らかにゲーム本編にない何かを捻じ曲げない程度にやる気満々です。
約四年後のグランコクマにいる父上、母上（とついでに陛下）お元気ですか。
何故か四年前のタタル渓谷に飛ばされた上にルークの背後霊状態になってますが、おれは元気です。
ところでおれは飲まず食わずでずっと過ごさないといけないのでしょうか。
それだけは勘弁してほしいです。えびまよにぎりが食べたいです。昨日食べ損ねたんです。
脱線しましたが。とりあえず精一杯やっていこうと思います。
ティアがルークを起こして会話しているのをふよふよ浮きながら観察。
んー…ルークの警戒ぶりがほほえましく感じてしまう。
なんかこー、仔犬がぎゃんぎゃん吼えてるんだけどじりじり後ろに下がってる感じ。あれだ。
くすくす笑いながら二人のやや後方をふーよふよと憑いて――じゃない、付いていく（あながち間違いじゃないけど）
おーおー、魔物だ魔物。ルークのびびりっぷりがまたかわいいなー。
仕方ないよな、魔物なんて見るの初めてだし。ついでに実戦も初めてだし。
多少ダメージはくらったものの、無事撃破。
うん、このあたりは仕方ない。何せプレイヤーが下手くｓげふごふ。
道すがらの会話。そこまでギスギスしてねーけど、やっぱどっかすれ違ってるよなー。
仕方ねーけどさ。
あー、ティアも余裕ないからルークの気遣いに気付けてねぇー。
つーか意外とやさしーよな、ルーク。
おれの"記憶"の元である『ルーク』が「昔の俺は最低だったから」って思ってるのもあって、おれも影響されてそんな風に思ってたんだけど…客観的に見ると違って見える。
つか、ぶっちゃけ生後１年にして荒んできてるおれにしてみればルークのこの純さが…眩しい……ぜ…。はぁ。
それにしても…夜のタタル渓谷、きれーだよなー。
おれの始まりもここなんだ、感慨深いものがある。
まあ、二人にしてみれば暗いし魔物いるし危険だしなんだろーけど、おれは浮遊霊だから別になんともねーし。
あ、そういや自分からついていかなくても適当な距離で自動移動してるっぽい。つーかルークにひっぱられてる感じか。こりゃ便利。
というわけでおれは物思いにふけるのだった。
気が付いたら馬車に乗っててうろたえたのは言うまでも無い。
+++++
わーいタルタロスだー、元気してるー？って違ぇ！！
うわそうだった、これからちちう…じゃない、ジェイドと遭遇するんだった。どうしよう、心の準備を、準備をさせてくれぇぇぇぇぇ！！！
遠い目になりながらエンゲーブに到着。はぁ…こっからなんだよなぁ。
ああ、段々ティアの雰囲気が怖くなってきた。流石にイライラしてきたか。
…まー、ルークと世間一般の感覚が違うのはいたしかたない事だし？つーかおれとしては七歳にして第一次産業という単語を知ってることに驚いた。なんだ、やっぱすごいじゃん、なぁ？
そりゃ外見考えりゃ…うん、まぁ、なぁ？
この時点じゃそんな事知りようも無いんだけどなー。はーぁ。
ってうおあ、ぼーっとしてたらなんか色々すっ飛ばしてた！？
ちょ、おま、まって、そっちは、ローズさん宅ではないでしょうか…あぁぁぁぁぁぁ（ルークごとひきずられていく）
ふ、ふふふ…いるよ、奴がいるよ、ジェイド・カーティスが…っ！！
あぁ、4年前も4年後も殆ど変わってないってどんだけなんですかあなたは。やっぱケテルブルグ出身あるいは幼少期を過ごした人ってのは何か変な作用が働いてたりするんだろーか。
いやうんじょうだんですよええごめんなさいちちうえおれはそんなしつれいなことぜんぜんおもってませんからごめんなさいじくうをこえてでもなにかきょうふにかられるこのしんきょぉぉぉぉぉ！！！
落ち着け落ち着け。
あー、うん……そういや、もうひとりいたっけ。
導師イオン。
おれが会ったことのない人。
だっておれはフローリアンしか知らない。おれが存在するのは三年後からだ。
はぁ…ま、暗くなってても仕方ねぇ。
今のおれは傍観者だしー、ルークにひきずられて宿屋へ向ったのだった。
去り際に、一瞬だけ視線を感じた気がしたけど…気のせい、だよな？
（泥棒事件まで。
とりあえずこんな感じでかっとばし気味にお届けする感じです。
フェイスチャットでティアがルークのこと自分勝手といいますけど、どっちもどっちだと思いますよ。ええ。
つーか二人とも自分の事でいっぱいいっぱい。そりゃギスギスもするわなー。
そんなことを思いつつ双真は長髪ルークにきゅんきゅんしていたのでありました。
ルークかわいいよルーク。）