度々"知識"として扱ってる例のあれ。
彼の感覚的にはこんな感じ。
彼の感覚的にはこんな感じ。
記憶、っつーか何って言うんだろうな。んー。
そうそう、いっつも言ってるけど"知識"なんだよ。
例えば"おれ"はバチカルに行った事は無いけど、その情景は"識って"るし、何があるかも"識って"る。でも実際に見たことなんかない。
あー、なんか余計わけわかんねぇ…。そうだっ、うんっ、本なんだよ!
『アッシュの記憶』と『ルーク記憶』っていう題名の本が、おれの中にあるんだよな。
あくまでも『本』だから、その内容を見て共感したり悲しいなーって思ったり、憤りを感じたりする。
でもそれだけなんだよな。
その『本』からはその時『ルーク』と『アッシュ』が感じた気持ちとか、そういうのは伝わってこないから。
あー、うん、いや、その場面でどう思ってたかとか、そういうのはわかるぜ?
でも、それは『おれ』の感情じゃない。『ルーク』と『アッシュ』の感情だ。
二人の感情に対して共感や感情は抱けるけど、共有は出来ない…? うわ余計わっかんねぇ。
ああ、うん、だから、考えれば考えるほど、おれは『ルシエル』なんだなって、ただ、それだけ。
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