逆行ルーク。ひたすらにアッシュ←ルーク。ていうかルークが病んでます。
凄く短いSSSです。
※流血要素有
凄く短いSSSです。
※流血要素有
もういちど やりなおせるとしたら こんどは もっと ――――
くすくす。
笑い声が暗い部屋に響き渡る。
ビシャリ。
水がたたきつけられたような音も響き渡る。
「ね、師匠・・・俺、気付いたんです。そもそもあなたが居なければ、いいんですよね?」
くすくす。
笑いながら小さなこどもが手に持ったモノ――不思議な形をした剣を振り上げ、振り下ろす。
ビシャリ。
それは既に動かぬモノに突き刺さり、それでも尚赤いモノが流れ出る。
「そうしたら、きっと、うまくいきますよね。たどり着くまですごく時間がかかったけど、気付かせてくれてありがとうございました、師匠――そして、さようなら」
小さなこどもは血に濡れた手をソレへと向け――金色の光が部屋を包み込んだ。
光が薄れた時には、そこには何も残ってはいなかった。
それに綺麗な微笑を浮かべたこどもは、いままで背を向けていた存在へと振り返った。
その先には、こどもと同じ容姿をした、そして同じように血に濡れた少年が居た。
その少年へとこどもは歩み寄り、座り込んでしまっている彼に視線を合わせようとしゃがみこむ。
「ごめんね、ごめんね、怖い思いさせて、ごめんね」
そうっと手を伸ばし、抱きしめた。
少年からは何の反応も返ってこない。
それでもこどもはぎゅうとその身体を抱きしめた。
「最初はわけがわからなくて、同じように生きて、同じように終わった」
「次は色々がんばってみたけど、やっぱり同じように終わっちゃった」
「その次はアッシュを屋敷に戻したけど、数年したらガイが復讐果たしちゃったんだっけ」
「その次は―――」
くすくす。
笑いながらこどもは言う。
優しく優しく少年の髪をなでながら、何も映さないその瞳を覗き込んだ。
「ね、アッシュ・・・・・・"今度"は、今度こそは――もっと、上手に生きてみせるから・・・だから、死んじゃやだよ?」
その為なら、どんなに残酷な歌でさえ、こどもは歌ってのける。
(仕事中にサ○ホラのReloadedが脳内再生かかりまして。衝動的にやってしまいました。反省はしていません。
このルークは逆行○回目。レベルカンスト、ローレライの鍵をコンタミで所持。第二超震動まで可能、と普通に最強。
何度やっても何度がんばってもアッシュが死んでしまうので壊れ気味。自分の事はどうでもいい。アッシュは逆行してない。でもアッシュ大好き。
で、今回は生まれた直後に髭殺害を思いつき、実行に移しました、と。アッシュ少年、わりと弱ってる時にいきなりスプラッタ見せられて精神崩壊しかけてますが、ルークはアッシュが生きてればそれでいいので無問題だそうです。だめじゃん。)
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